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性的嫌がらせで大手百貨店を起訴

【シドニー2日AAP】   クリスティー・アン・フレイザーカークさん(25)が性的嫌がらせを受けたために人生に多大な影響を受けたとして、大手百貨店デイビッド・ジョーンズと同社の前CEOのマーク・マッキンズ氏に対して3700万ドル以上の賠償金を求める裁判を起こした。

フレイザーカークさんは2日の記者会見で「今日私がここにいるのは、私の身に起こったことは誤りであることを伝えるためです。このようなことは、私や誰に対しても起こるべきことではないからです」と語り、敬意を持って接して欲しかっただけと話した。

フレイザーカークさんの申し立ては2日に連邦裁判所に提出された。申し立てによると、マッキンズ氏は2010年5月23日の昼食時と2010年6月7日のイベントでフレイザーカークさんに性的な嫌がらせを行ったという。

この主張が認められた場合、損害賠償金は性的嫌がらせやいじめなどに苦しむ人々を支援するためにフレイザーカークさんが指名したチャリティー団体に寄付される。デイビッド・ジョーンズは声明文で、この申し立てに対して強く抗議するとしている。

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