政治

賃金上昇率4年で3.5%に 豪財務相

【キャンベラ9日AAP】  連邦のモリソン財務相は、今後4年間の賃金上昇率が3.5%になるとの予想を示している。2019/2020年会計年度は3.25%上昇、その翌年は3.5%と予想しており、労働者たちは今後、賃金上昇で力強い伸びを期待できると自信を示した。

 

モリソン財務相はまた、失業率について2021/22年会計年度までに5%まで改善すると予想している。これは、オーストラリア連邦準備銀行(RBA)が、労働市場が均衡した状態となる完全雇用とみなす水準となっている。今年3月の失業率は、5.5%だった。

 

さらにモリソン財務相は、国内の経済成長が今後数年間で3%まで上昇すると予想しているが、これは国際通貨基金(IMF)や保守的な予想で知られるRBAの見通しを、わずかに下回る予想となっている。

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