【シドニー15日AAP】 中国人バイヤーがオーストラリアの粉ミルクを買い占めているとして、国内供給量を懸念する声があがっている。スーパーマーケット大手コールズは、NSW州の店舗でたばこやかみそり同様、カウンターの後ろへの粉ミルク陳列を始めた。
国内スーパーで25~35ドルで販売される1キロ入りの粉ミルクは、中国で1缶100ドルで売られていると報告された。国内の母親らは近年、特定のブランドの粉ミルクが入手できないとソーシャルメディア等で不満の声をあげていた。
コールズは15日、「缶の粉ミルクはサービスカウンターの後ろに陳列、または蓋に電子式商品監視タグを付けた店もある」と声明を発表した。シドニーのファイブドック店は、「陳列棚からの撤去は、盗難防止と買い物客への均等な機会をもたらす」と表示した。
競合スーパーのウールワースは、通常通り販売する方向だ。両社とも1人2缶までの購入制限を設けている。
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