【ACT9日】 今年のふたご座流星群は月明かりの影響がほとんどなく、オーストラリアではほぼ理想的な観測条件となる。
ふたご座流星群は、地球が小惑星「3200 フェートン」が残した塵の流れを通過することで発生する毎年恒例の流星群で、世界中どこからでも安定して多くの流星が見られることで知られている。平均すると、1分間に1個の流星が見える可能性もある。ふたご座流星群は12月4日に始まり、2025年12月20日まで続く。
南クイーンズランド大学の天文学教授のジョンティ・ホーナー氏によると、オーストラリアの観測者は「北、北東、北西」の空を見るのが良いという。「寝転がってリラックスしながら1時間以上星空の下で過ごすといい」とホーナー氏は話す。「時間に余裕を持ち、目が暗さに慣れるようにしてほしい。北部の住民のほうが南部より多くの流星が見られるが、ホバートでも十分に楽しめる」
観測に最適な時間帯(現地時間)
ブリスベン:12月14日(日)午後9時 ~ 12月15日(月)午前5時
ダーウィン:12月14日(日)午後9時30分 ~ 12月15日(月)午前6時30分
パース:12月14日(日)午後10時 ~ 12月15日(月)午前5時
シドニー:12月14日(日)午後11時 ~ 12月15日(月)午前6時
キャンベラ:12月14日(日)午後11時 ~ 12月15日(月)午前6時
アデレード:12月14日(日)午後11時30分 ~ 12月15日(月)午前5時30分
メルボルン:12月15日(月)午前0時 ~ 午前6時
ホバート:12月15日(月)午前0時 ~ 午前5時
ソース:news.com.au – Geminid meteor shower to light up Australian skies in near-ideal conditions