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勾留所のハンガースト 12日目に終了

【シドニー30日AAP】   シドニー西部ビラウッドにある移民勾留所で、16人の移民希望者がビザ申請の再考を求めてハンガーストライキを行なっていた件で、移民擁護団体によると、移民局との話し合いの結果、3カ月以内に申請に対する回答を出すことで合意し、12日間のハンガーストライキを終えたという。

ハンガーストライキを行なっていたのは、年齢25歳から42歳までのイラン人及びクルド人の男性16人で、亡命申請が却下され、クリスマス島の勾留所からビラウッドに搬送された。ハンガーストライキにより合計7人が病院に搬送された。

今回のハンガーストライキが終了した経緯について移民局からの発表はまだないものの、同局は以前、こういった抗議活動によって移民希望者のビザ申請が優遇されるようなことはないと明言している。

同勾留所では、移民希望者の抗議活動が頻発しており、ビザ申請の再考を求めて移民希望者が建物の屋根に上り、要求がのまれなければ飛び降りるなどと脅迫する出来事もあった。

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