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行方不明のインド人学生 捜索続く

【シドニー4日AAP】   4カ月前に渡豪したインド人学生、アビジット・スワミさん(22)が1日から行方不明になっており、家族は現在アビジットさんの行方を必死に捜索している。

アビジットさんは1日午前10時ごろ、叔父と暮らしているセブン・ヒルズの家を出て、自転車でバンクスタウン駅に向かっているところを目撃されたのを最後に行方がわからなくなった。翌日、帰宅しないアビジットさんを心配した家族が捜索願を出した。

警察の捜査で、バンクスタウン駅で自転車が発見された。また、行方不明になった日にセントラル駅の監視カメラにアビジットさんの姿が映っていたこともわかった。シドニーにはアビジットさんの知り合いがほとんどいないことから、安否が懸念されている。また、アビジットさんは携帯電話を所持しておらず、ポケットの中の所持金はわずか50ドルで、口座には約75ドルしかない。

家族の友人シン氏は、行方不明になる数日前のアビジットさんの様子に変化はなく、前週には親戚と一緒にブリスベンで旅行を楽しんでいたと語った。「家族はこの状況を心配している。シドニーの家族やインドの母親にも連絡しないことは彼の性格から考えられない。家族は彼が戻ってくることを今も願っているが、最悪の事態が起こっている可能性についても心配している」とシン氏。

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