国際

アフガンで死亡の豪兵士 無言の帰国

【ダーウィン10日AAP】   先週、アフガニスタンで死亡したオーストラリア兵士の遺体は10日午後にもダーウィンに到着する。今週中には家族が待つTAS州へと無言の帰宅をするとみわれている。

リチャード・エドワード・アトキンソン伍長は先週、アフガニスタンのタリン・コウト近くでパトロールを行っていた際、路上爆弾の爆発に遭い死亡した。5日、同兵士の遺体がアフガニスタンを出国する際には追悼式が行われた。

豪国防省は「彼は楽しい人柄でいつも回りの人々に笑顔を与えてくれた」と声明で述べた。また同兵士が属する隊の指揮官は「素晴らしい若者だった。できることならクローン技術で何百という彼のコピーを作りたい」と述べ、その人柄を惜しんだ。

アフガニスタン派兵が始まった2001年以降、22人目の豪兵士の犠牲者となったアトキンソン伍長には婚約者がいて、任務が終了した後、挙式をする予定だったという。

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