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インフル患者増加の兆しも NSW

【シドニー6日AAP】  NSW州保健当局は6日、州内のインフルエンザ感染患者数について、依然として少ないものの増加傾向にあると発表した。医師らは、今からでも予防接種を受けるのは遅くないとして、特に子ども、妊婦、幼児を持つ親などに接種を呼びかけている。

 

保健当局によると、7月1日までの1週間にインフルエンザと診断された人の数は178人と、前の週から50人増加した。昨年は同時期に946人の感染が確認されており、今年は4分の1以下となっているが、患者数は徐々に増加しているという。

 

NSW州保健省のヴィッキー・シェパード氏は「州内の患者数は依然として少ないが、増加の兆しを見せており、患者の殆どがA型インフルエンザだ」と述べた。また、A型は子どもと青年層がかかりやすく、2009年の大流行の際もこの型だったと説明した。

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