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薬でアイス中毒の解毒を

【メルボルン17日AAP】   通称「アイス」と呼ばれる薬物メタンフェタミンの依存を薬を使ってやめさせるプログラムが、国内東部で試験的に行われる。

WA州のカーティン大学が主導するN-アセチルシステイン(NAC)を使った解毒プログラムは、NSW州ウロンゴン、VIC州ギーロングとメルボルンで行われる。中毒を支える脳内グルタミンの変化にNACが有効と考えられている。

12週間のトライアルにはモナシュ大学、ディーキン大学、ラ・トローブ大学、ウロンゴン大学、ニューキャッスル大学、バーネット・インスティテュートも加わる。ディーキン大学のオリビア・ディーン博士は、「依存だけでなく、中毒者の気分変動にNACが有効であれば」と期待する。

これまでにメタンフェタミン中毒の治療に認められた薬はない。トライアルの詳細はwww.nicetrial.infoから。参加者の募集は2019年末まで。

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