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計画ミスで勾留所開設に遅れ TAS州

【ホバート20日AAP】   連邦政府は、TAS州南部に亡命希望者を収容する施設を開設する計画だが、勾留所の建設許可が下りていないため、開設に遅れが生じている。

ボーウェン移民相は先月、ホバート北部のポントビルの兵舎を改築し、400人の男性亡命希望者を収容すると発表した。1,500万ドルの改築費をかけて建設し、5月から6ヶ月間使用するはずだった。しかし、ブライトンのトニー・フォスター市長によると、連邦政府は発表の時点で、この計画に必要な「アボリジニー遺産許可」を得ていなかったようであり、現在も未取得のまま。

許可の遅れから同市長は、「建設には6ヶ月かかるため、亡命希望者の入所は早くても6月下旬になるだろう」と述べた。

一方、移民相の広報担当官は、許可が下り次第、建設を開始するとしたが、6ヶ月という建設期間が変更されるかどうかについては未決定だと述べた。

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