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サイバー攻撃を危惧 ターンブル首相

【キャンベラ16日AAP】  連邦のターンブル首相は16日、キャンベラの国立サイバー攻撃安全保障センターのオープニングセレモニーに出席した。同首相は、サイバー攻撃は増加し続けており、いつ壊滅的な攻撃を受けてもおかしくないとして、「未然に防がなければならない」と述べた。

 

国立サイバー攻撃安全保障センターでは2016年以降、1万4,000件のサイバー攻撃を確認しているという。一日当たり平均16件となる。ターンブル首相は「犯罪組織や国家レベルで統率されたサイバー攻撃は、オーストラリア政府の中枢を狙っている」と述べ、危機感を示した。

 

また、ターンブル首相は過去のサイバー攻撃の例として、イランを拠点とする国内の33大学の研究機関や知的財産を狙ったものや、選挙を狙ったロシアのハッカーによる攻撃などを挙げた。サイバー犯罪によるコストは今年、世界で6,000億ドルに上り、オーストラリアはトップの70億ドルとなっている。

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