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オリカ、化学物質また流出で工場閉鎖

【シドニー10日AAP】   シドニー北部ニューカッスルにあるオリカ社の化学工場で9日、アンモニア・ガスが流出し、作業員2人が病院に搬送される事故があった。同工場では8月にも化学物質の流出があり周辺地域で観測された。NSW州の環境保護局(EPA)は、適切な対策が講じられるまで、同工場を一時閉鎖処分にするとした。

9日、クーランガン島にある工場で、作業タンクを減圧するためにバルブを開いたところアンモニア・ガスが流出したもの。奇しくも同日、EPAは今年8月に同工場で発生した六価クロム流出の事故に関してオリカ社を起訴することを発表したところであった。

EPAは、「工場一時閉鎖の令状を発行することをオリカ社に告げた。昨夜、オリカ社CEOに対し、頻発する事故防止の対策を講じるよう命令した」と述べた。

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