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「無地のたばこ包装が義務化なら裁判に」

【キャンベラ10日AAP】   現在、連邦政府が進めている、たばこの包装を無地にすることを義務づける法律制定に関して、大手たばこ企業は、同法律が制定されれば連邦政府を裁判に訴えると述べた。

この法律は、たばこの包装を現行の各ブランドによるデザインから嫌悪感を促す茶系のオリーブ色に統一し、喫煙者数の減少を狙うもの。10日、同法案は上院で可決された。後は、女王の裁可を受ければ法律制定となる。

たばこ製造大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ・オーストラリアは声明を発表し、「世界中どこを見ても無地のたばこ包装を採用している国はなく、それにはちゃんとした理由があるからだ」と述べ、同法は商標やブランド名などが削除するため法的根拠としては不安定なものであるとし、法制定後すぐ、連邦政府を高等裁判所に訴える用意があるとした。

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