【シドニー8日AAP】 連邦のダットン内務相は8日、ラジオ局2GBの番組に出演し、オーストラリアデーに行われる市民権授与式を、複数のカウンシルが来年は前日の25日に行うことを検討していることについて、将来的に授与式を主催する権利を失う場合もあるとけん制したことが分かった。
25日の開催を検討しているとみられるのは、ホークスベリー・シティ(Hawkesbury City)、ケンプシー(Kempsey)、ベリンジェン(Bellingen)などのカウンシルで、変更の理由は平日の日中に行うのは暑いため、前日の夜に行うと説明している。ただ、ダットン内務相は開催日の変更について、政治的な意図があるとの見方を示している。
ダットン内務相は、オーストラリアデーは市民権が新たに授与される人にとって、人生の中で最も誇りを感じる日であり、その人たちにとって「敬意を表する日」であるべきだとして、「カウンシルが規則を守れないのであれば、授与式を行う権限を失うことになる」と警告した。
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