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日系銀行 豪ローン事業へ参入検討

【キャンベラ23日AAP】   報道によると、日本の大手銀行がオーストラリアの住宅ローン事業への参入を検討しているという。スワン連邦財相は「競争激化でローン契約者へのメリットが増えればいい」と歓迎している。

オーストラリアの住宅ローン事業参入を検討しているのは、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の少なくとも3社とみられている。日系の銀行がローン事業に参入するのに有利である点は、日本人には貯金をする文化があるため資金繰りに比較的困らないこととされている。

スワン財相は、「新ローン会社に関して、我が国の厳しい規制をクリアするものであれば是非参入してローン契約者が得をするサービスを提供してほしい」と話した。

国内大手4大銀行(コモンウェルス、ANZ、ウェストパック、NAB)は、来月7日に行われるオーストラリア準備銀行の理事会で、仮に政策金利が0.25%引き下げられたとしてもそれを各行のローン金利に反映させるのは、今回は見合わせるとしている。その理由としてヨーロッパ経済危機を挙げている。

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