政治

出生証の性別記載を任意に 首相は反対

【ホバート21日AAP】  連邦のモリソン首相は、TAS州議会で出生証明書への性別の記載を任意とする法案が議論されていることについて、「ばかげている」と一蹴したことが分かった。同法案は、野党労働党とグリーンズ(緑の党)が提出し、20日に下院を通過した。

 

複数のトランスジェンダー団体が法案の通過を歓迎する一方、連邦のモリソン首相や宗教団体は、あらためて反対の声を上げている。モリソン首相は21日、労働党による法案はばかげていると批判し、ショーテン労働党党首に対し、これに歯止めをかけるよう求めた。

 

同法案は、16歳以上の人に対し、誓約書に記入すれば出生証明書の性別を変更できるようにするほか、親が子どもの性別を出生証明書に記載するかどうかについて、決められるようにするとしている。

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