政治

ギラード首相、実行力ある者がリーダー

【メルボルン24日AAP】   27日予定の党首選出の投票に関しギラード首相は、国のために実行できる個人的資質と強さを持った者が労働党党首となると述べた。

ケビン・ラッド前首相が党首選に出馬すると宣言した24日、ギラード首相は人気リアリティ番組を例にとり、これは「セレブリティ・ビッグ・ブラザー」ではなく、国をリードできるのは誰かという問題だと述べた。

またギラード首相は今後の抱負として、一層の国家改革を進めたいと述べ、その優先事項として、学校・技能改革、医療改革、雇用創出、炭素価格の導入、国家障害保険制度などを挙げた。

一方、挑戦者のラッド氏について首相は、「ケビン・ラッドは今日、信頼性について話したようだが、私の首相就任期間中に外相であった時間を、裏に隠れてこっそりと人々と密会し、現政府を傷つけたことを指摘された際に否定しなかった」と述べ、同氏こそ信頼性に問題があると批判した。

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