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環太平洋経済連携協定、年内の調印も

【メルボルン9日AAP】   環太平洋経済連携協定(TPP)の実現に向けて、現在オーストラリアや米国などの9ヶ国が交渉を進めているが、オーストラリアの交渉代表者の話によると、本年中に調印される可能性もあるという。

それ以外の交渉加盟国は、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、ベトナム、ペルー、チリ、ブルネイ。現在メルボルンで開催中の第11回TPP交渉会合には、各国から500人以上の交渉者が集まり、規制面での統合性、中小企業の利益、地域的なサプライチェーンの深化などについて協議している。

また、日本、カナダ、メキシコもTPP交渉への参加に関心を示しているため、各加盟国はこれら3ヶ国との二国間協議に入った。新加盟国の最終決定は、全加盟国の合意により行われることになっている。

次回の交渉会合は5月に予定されているが、開催地については未定。

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