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パトカー放火容疑の暴走族 保釈却下

【シドニー22日AAP】   シドニー近郊ニュータウンで、パトカーに火を放ったとされる容疑者が保釈を求めていた件で、裁判所はこれを正式に却下した。

この事件は20日午前3時ごろ、ニュータウンにある入れ墨店の前に停めてあったパトカーに何者かが火を放ち車両が全焼したもの。警察は、入れ墨店経営者で暴走族メンバーのスコット・アレン・オロック容疑者(47)を放火など複数の容疑で逮捕、起訴した。

しかし弁護側は、「警察が持つ証拠は、容疑者が事件発生の数時間前に車両を移動させるよう求めるために警察署に向かったということだけ。これでは起訴に不十分である」とし、オロック容疑者の保釈申請を求めていた。

22日、パラマタ保釈申請裁判所で開かれた裁判で裁判長は、この保釈申請を正式に却下。同件に関する裁判は今月26日、セントラル地方裁判所で再開するとした。

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