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公営住宅利用者に新制度 NSW州

【シドニー28日AAP】   NSW州政府は、公営住宅の利用者が民間の賃貸住宅市場で家さがしができるよう、保証金の貸付制度を新たに導入すると発表した。

5月1日に開始される同制度では、現行の保証金の助成が無利子の貸付に変更される。これにより、公営住宅の利用者は将来に保証金を支払うために備えて貯蓄するようになり、民間の賃貸住宅に移りやすくなるという。また、退室時に家主による未請求額が返金されるため、自宅を大切に扱う動機付けにもなるという。

現在、同州の公営住宅への入居申請者数は5万6000人以上だ。また、保証金の助成は年間約2万1000世帯に提供されているが、その2500万ドルの年間費用は税金で賄われている。

VIC州、QLD州、WA州、NT準州、ACT首都特別地域では、すでに類似の制度が導入されている。

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