政治

上院、下院に続き同性婚の合法化を否決

【キャンベラ20日AAP】   連邦議会の下院に続き、上院は20日、同性婚を合法化する法案を否決した。これを受けて、同性愛者に結婚に似た権利を与えるシビル・ユニオン法の審議を求める声も上がっているが、アボット野党党首はこれについて、慎重な姿勢を示している。

採決では、労働党のクロッシン議員が提案した同法案が反対41票、賛成26票で否決された。また、下院は19日、労働党のジョーンズ議員が提案した同様の法案の採決を行い、反対98票、賛成42票で否決した。

アボット野党党首は、これで少なくとも現在の連邦議会の議員任期満了まで、問題が解決したと述べ、シビルユニオン法などのさらなる審議について、騒ぎが収拾するまでその審議保留を要請した。

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