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リステリア菌拡大の恐れ 食中毒で VIC

【メルボルン23日AAP】   VIC州で食中毒を引き起こすリステリア菌感染により高齢女性が死亡したことを受けて、数千人もの人が感染リスクの恐れがあり、州保健省では警鐘を鳴らしている。

 

保健省は22日に、西メルボルン地域にある私立病院に提供している食事にリステリア菌があった可能性があったとして南ダンデノングにあるアイ・クック・フード(I Cook Foods)社を営業停止処分にした。

 

同社が提供していた食事は、病院や老人ホーム、カウンシルや食事配達を行う慈善団体ミールズ・オン・ウィールズ(Meals on Wheels)などが利用しており、リステリア菌拡大の恐れがあると懸念されている。

 

今月初めに80歳の高齢女性が死亡したのは、同社が提供した食事にリステリア菌が混入していたためだと見られているという。

 

当局は、調査はまだ初期段階だとしながらも、I Cook Foods社の食事サンプルからリステリア菌が検出されたと説明し、数千人が感染の可能性があると述べた。

 

 

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