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SG、カンタス=エミレーツ提携を認可

【シドニー29日AAP】   シンガポール競争委員会(CCS)は、オーストラリアのカンタス航空とアラブ首長国連邦のエミレーツ航空の提携を認可した。これを受けてカンタス航空のアラン・ジョイスCEOは29日、同社がオーストラリアとシンガポール間の運行状況を向上させる道が開かれたと述べた。

同氏は「提携を通じ、カンタスはシンガポール便を再編でき、アジア内での乗り継ぎ便の改善や、これらの便の専用収容力の40%増を実現できる」とした。また、エミレーツとの提携により、カンタスは欧州の30都市以上に直行便を運航販売できるだけでなく、中東や北アフリカで運行を拡大し、ドバイに拠点を置くエミレーツと販売、マーケティング、価格設定の面で連携できると述べた。

提携後、カンタスのロンドン便の乗り継ぎ拠点は、シンガポールからドバイに変更される。ドバイ経由のロンドンへの第一便は、31日に出発する予定。

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