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RBA、政策金利を据え置き3% 

【キャンベラ2日AAP】   オーストラリア連邦準備銀行は2日、月例の理事会を開き、大方の専門家の予想どおり、政策金利を据え置き3%のままにすると述べた。一方で、国内需要を押し上げるために今年下旬には利下げもあり得ることを示唆した。

しかしながら、住宅産業協会(HIA)によると、2011年後半以降、RBAは1.75%の利下げを行っているにも関わらず、銀行の住宅ローン利率はわずか1.4%しか下がっていないと指摘。RBAの利下げ率を各銀行がローン金利に丸々反映させるべきだと強く訴えた。これに関してはオーストラリア小売業協会も、「消費者が財布の紐をゆるめるきっかけが欲しい」と述べ、高い金利や生活費上昇で業界が厳しい状況にあると述べた。

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