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豪政府は死刑に反対 アサンジ逮捕で

【シドニー12日AAP】  オーストラリアのジャーナリストで、ウィキリークスの創立者のジュリアン・アサンジ容疑者が逮捕されたことをうけ、オーストラリアの当局者が近く、アサンジ容疑者と面会する見通しであることが分かった。同容疑者は11日、ウエストミンスター治安裁判所で裁判所への出頭を怠ったとして、有罪判決を受けている。

 

連邦のモリソン首相は、アサンジ容疑者に対して特別な扱いはしないとの姿勢を示したが、これについて同容疑者の支持者たちが12日、米国へ身柄が引き渡されれば死刑になる可能性があるとして、シドニー・オペラハウスの外でオーストラリア政府に救出を呼び掛けた。

 

一方、連邦のペイン外相は、オーストラリアは死刑に対し“絶対的に反対する”としており、英国はアサンジ容疑者が死刑を科されることはないとの確認を米国との間で行っていると説明した。また、グリーンズ(緑の党)の前党首のラドラム氏は、「領事業務の範囲を超えている」として、モリソン首相とショーテン党首に介入を求めた。

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