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郵便配達人雇用に457ビザ所持者

【メルボルン15日AAP】   オーストラリア・ポスト(郵便局)の契約配達業者が、賃金が安く住む457ビザ所持者を雇用しているケースが多くなってきているという。郵便局の労組「通信労働組合」(CWU)が明らかにした。457ビザは、オーストラリア人では補えない専門技能を持つ外国人に対して発給される労働ビザ。

CWUによると、オーストラリア・ポストの契約業者は、457ビザ所持の外国人従業員に対して時給17ドル50セントを均一賃金として支払っているという。通常、基本賃金は時給21ドル。それに午前4時就業開始など早朝出勤手当がプラスされる。

オーストラリア・ポストの広報担当は、同社としては457ビザ所持者の雇用に直接関わっているわけではないが、契約配達業者は法律に準拠した形で雇用を行わなければならないと話した。

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