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転売サイト 3,500人超が苦情申立て

【シドニー18日AAP】  連邦裁判所は18日、スポーツ観戦や観劇、ライブなどのチケット転売サイト、ヴィアゴーゴー(Viagogo)が、複数の違法行為を行っていたとの見解を示したことが分かった。チケットを売り切れ寸前に見せかけたり、オフィシャルの販売サイトに見せかけるなどしていたとみられる。

 

オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)のシムズ会長は、消費者から3,500件にも上る苦情が寄せられたことを明かし、「一社に対する苦情数としては莫大な数」と述べ、手間をとって苦情を申し立てる人はごく一部であるとすれば、実際に被害に合った人の数は何十万人に上る可能性があるとの見解を示した。

 

連邦裁判所のスティーブン・バーリー裁判官は、ヴィアゴーゴーが2017年5月~6月の間、予約手数料について明確に記載することを怠ったと指摘した。ACCCは年内に、ヴィアゴーゴーに対し数百万ドル相当の罰金支払いを求めるとみられている。

 

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