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ペットのヒツジで20万ドル支払い命令

【メルボルン27日AAP】   メルボルンの住宅地にある自宅の裏庭で、ペットとしてヒツジを飼ってきた男性に対し、裁判費用など合計20万ドルの支払い命令が下された。

飼い主のブー・ホーさんはスプリングベールの自宅で、ヒツジの「バー」を13年間飼ってきた。しかし同市の条例では、0.5ヘクタール未満の土地で家畜を飼うことは禁止されており、2011年にバーを撤去するよう命じられた。

VIC州控訴裁判所は27日、撤去を命じた一審判決を支持した。またもや敗訴したホーさんだが、「まずは判決内容を読んで、裁判官らが正しいかどうか判断しなければならない。私にとって正しくなければ、(高等裁判所に)再控訴する」と述べた。また相手側の市議会の裁判費用などを含む20万ドルの支払いを命じられたことについては、「ヒツジは60ドルで買ったが金の問題ではなく、オーストラリア司法の真価を守るために闘わなければならない」と答えた。

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