一般

トヨタ・レクサス、世界規模でリコール

【メルボルン4日AAP】    自動車大手のトヨタは4日、世界各地で販売された37万台のレクサスをリコールすると発表した。オーストラリアでは2000台以上が対象となる見込みだ。

リコールの原因は、エンジン内のバルブ制御機構に使用されたボルトが緩む可能性があり、世界各地の17万台が対象となる。オーストラリアでは2010年4月から2011年7月にかけて販売されたIS350と、2006年6月から2008年12月にかけて販売されたRX400Hの2車種がリコール対象だ。

トヨタの発表によると、国内の約1750台のRX400Hについては、走行中にハイブリッド機構が過熱し、車両停止を引き起こす可能性があるという。特に積載量の多い場合の牽引や走行をはじめ、急速な加速時に発生しやすい。また、約750台のIS350については、ボルトが緩んでエンジンがガタガタ音を立てる可能性があるという。

これまでのところ事故や負傷の報告はない。同社は今後の数週間、リコール対象車の所有者に連絡を取り、無償修理の案内をする予定だ。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら