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8月の失業率、過去4年で最高の見込み

【シドニー12日AAP】   12日午前に発表予定の雇用に関する統計報告で、失業率が過去4年の最高値を記録すると見込まれている。その原因は、先日開催された連邦選挙が終わるまで、雇用主らが社員の採用を控えていたことなどが考えられる。

同雇用統計とAAP独自の11人の経済学者による中間予想によると、8月の失業率は前月の5.7%から5.8%に上昇することが見込まれる。失業率が同レベルに達するのは、2009年8月以来。

JPモーガン・オーストラリアの主任経済学者、スチーブン・ウォルターズ氏によると、失業率上昇の直接的原因を分析するのは困難だが、連邦選挙の影響が強いという。2007年11月に労働党が当時のハワード政権を打ち負かした前回選挙でも、同様のパターンが見られたと述べた。

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