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亀裂で住人避難 州政府「責任明確にする」

【シドニー21日AAP】  NSW州のベレジクリアン首相は、シドニー南部のマスコットで亀裂が入り100世帯以上の住人が避難を余儀なくされているマスコット・タワーズについて、責任の所在を明確にすることを約束した。同タワーの改修工事費用総額は、100万ドル以上となることが明らかになっている。

 

築10年となるマスコット・タワーズは、建物が安定化しつつある兆候もみられるとの調査結果が出ているが、向こう数か月間で住人たちが自宅へ戻れる見通しは立っていない。ベレジクリアン首相は、問題があることは明らかとした上で「責任を負うべき者が、責任を負うことになる」と述べた。

 

また、ベレジクリアン首相はオーナーたちが20日に開いた会合に招かれていたが、「自治会の会合に毎回出席することは自分の仕事ではない」と説明。ビル管理会社や自治体に対し「権利のために立ち上がるべき」とする一方、デベロッパーに対する警告の言葉はなかった。

 

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