【メルボルン22日AAP】 VIC州の環境調査カウンシル(VEAC)は最新の報告書の中で、新たな国立公園の造設や拡張を提案していることが分かった。中でも最大規模となるのはメルボルン北西に計画するWombat-Lerderderg国立公園で、敷地面積は4万9,553ヘクタールとなる。
VEACは、州内の中西部を中心に総面積5万8,115ヘクタールの国立公園を造設することで、保護地域としたい考えだ。また、Greater Bendigo国立公園を拡大するほか、バララット(Ballarat)北西部では新たにPyrenees国立公園、およびMount Buangor国立公園などの造設を提案している。
VIC州国立公園協会のラシェル氏は、国立公園の大規模な見直しは10年ぶりとした上で、公園の拡大や新設によって観光業の活性化が期待できるほか、希少種のオニアオバズク(Powerful Owl)やフクロムササビ(Greater Glider)など希少種の保護につながるとして、提案を歓迎する姿勢を示している。
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