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ビルボード落下事件 安全性が欠如

【メルボルン23日AAP】   メルボルンで1月、高速道路を走行中の女性の車両にビルボードが落下する事故が発生した。調査の結果、補強材の欠如に加え、必要な安全検査が行われていなかったとわかった。

1月8日の夕方の帰宅ラッシュ中、タラマリン・フリーウェイを走行していたネラ・レティエリさんの車の上に、縦4メートル、横5メートルのビルボードが落下した。

VIC州道路局は23日、補強材が欠如し、さらに安全検査が見過ごされていたと発表した。ビルボードを製作した委託会社CPBに対する捜査の結果、品質管理が不十分であり、必要な複数の安全検査を怠っていたとわかった。今後は委託企業をより厳しく管理するとともに、工程も改善される。

州野党自由党のジョージー・クロージア議員は、「大急ぎで作業が行われないよう、政府が管理しなければならない。死者が出た可能性もある」と非難した。

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