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子供の車内置き去りに厳罰を、VIC州

【メルボルン19日AAP】   記録的な猛暑が続いたVIC州では、車の中に子どもを残したままにする親に対して厳罰を科す方針だ。

VIC州救命救急サービスでは、41度以上の気温が続いた4日間の間に、車の中に子どもを残したままというケースが39件発生、猛暑の1週間では60件の通報があったという。

気温が42度に達した15日には、合計13人の子どもたちが車の中に置き去りにされていた。

中には、5歳未満の子ども2人が、炎天下、車の中に残され、父親は賭け事に出かけたケースや、10歳以下の子ども4人を車に残して、父親が酒を買いに出かけたケースなどが報じられた。

現行法では、猛暑の日に車の中に子どもを残した場合、最高で懲役3カ月、または2165ドルの罰金が科せられるが、州政府では、このような置き去りケースを防止するため、さらに厳しい罰則の導入を検討している。

VIC州救命救急サービスでは、「悲しいことに、私たちはいまだに子どもを車に閉じ込めています。これは両親による致命的な不注意です」と、両親に子どもたちを車に閉じ込めないようにと訴えている。

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