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カンタス、旧型機の保守作業を海外移転

【ブリスベン22日AAP】   カンタス航空が、老朽化の進むボーイング747型機のメンテナンス作業を国外に移転すると決定した。これについてトラス首相代理は、回避できないことだと述べた。

同社は今週、15機の保守作業を長期的に海外移転させるための入札過程を発表した。首相代理は同発表を残念だとしつつも、同社が15機から8機に削減する計画であることから、「8機だけのために大規模な保守施設を運営できない」と述べた。

また、外国人による同社の所有制限について首相代理は、政府が法改正による制限緩和を検討したいが、上院での可決は無理だろうと語った。

同社は2か月前、VIC州のアバロン施設を閉鎖し、300人が解雇されると発表している。だが、最近3000万ドル規模の拡張工事が行われたばかりのブリスベン施設を利用し、大半の機材の大規模な保守作業を継続していくと発表した。

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