一般

シドニー刺殺事件 犯人の姉が謝罪

【シドニー14日AAP】  シドニーCBDで13日午後に発生した殺人事件で、犯人とみられる男の姉が取材に応じ、弟が凶悪な犯罪を犯したことについて「申し訳ない」と謝罪した。男は過激な思想に影響を受けていたとみられるが、これについて姉は「知らなかった」と答えた。

 

男はシドニー西部マラヨン(Marayong)に住むマート・ネイ容疑者(20)で、現在警察の取り調べを受けている。同容疑者の姉は「自分が何を言っても死亡した女性は戻ってこない」と述べ、「過激派や白人至上主義のようなことは自分にとって初めて知ること」とした上で、宗教を言いわけにしていると話した。

 

NSW州警察のフラー署長は男の犯行について、現在のところテロとはしておらず、単独の犯行との見解を示している。また、ネイ容疑者が最近、精神疾患を抱え精神科の施設を訪れており、家族から不明届が提出されていたことを明らかにした。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら