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建設労組、外国人労働者増加に懸念

【キャンベラ7日AAP】   一時就労ビザ457の申請件数と付与件数が減少しているにもかかわらず、オーストラリア国内の外国人労働者数は増加している。これについて建設森林採掘エネルギー組合は大いに懸念している。

最新の政府統計によると、3月末時点で同ビザで国内に暮らす外国人は11万1800人弱だった。これは、半年ほど前から1500人の増加。

同組合のマイケル・オコナー国家事務長はこの6%の増加率について、雇用率の上昇よりはるかに速いと述べた。また、失業率の高いなか、外国人労働者の増加は国民の雇用事情に多大な影響を与えかねないと懸念を示した。

昨年6月、前労働党政権は同ビザの悪用事例を摘発し、雇用主らに対し、外国人を雇う前にまず国内で労働者を探す規制を設けた。だが最近、アボット現政権による形式主義的な手続きの排除努力の結果、雇用主らが無制限に外国人労働者を雇用できる抜け道ができたとされている。

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