一般

1つの頭に2つの顔 奇形双生児が誕生

【メルボルン12日AAP】   胴体と頭が1つで顔が2つある「二顔体」という非常に珍しい結合双生児が今月8日、誕生した。この双生児は誕生後も医療補助なしで自ら呼吸していることで医師らを驚かせている。

フェイスちゃんとホープちゃんと名付けられたこの結合双生児は、胴体や頭がい骨を共有するもののそれぞれが自分自身の脳と顔を持つ。世界では35例しか確認されてなく、誕生後、全員が死亡している。

シドニー在住の父親、サイモン・ホーウィーさんによると、母親であるルネーさんは妊娠32週で陣痛が始まったものの、女児らが呼吸困難に陥ったため緊急帝王切開を受けた。ホーウィーさんは、最初に女児らを見た時はショックを受けたが、頑張って生きていこうとする姿を見て覚悟を決めたという。

ルネーさんとホーウィーさんには既に7人の子どもがいる。ルネーさんが妊娠19週の時に胎児の奇形が確認され医師らは中絶を進めたが、2人はそれを拒んだ。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

国際

日本円は今が両替のチャンス

【ACT29日】   オーストラリアドルを含む諸外貨に対し、日本の円が過去10年以上で最も下がっている。日本への旅行を計画して…