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日系ベアリング企業が価格カルテル

【パース13日AAP】   日系ベアリング製造会社「NSKオーストラリア」(親会社:日本精工)が10年以上にわたりベアリング(軸受)の価格カルテルを行っていたとされる件について、13日に連邦裁判所で開かれた裁判で、NSKオーストラリアは300万ドルの罰金刑を受けた。

NSKオーストラリアと、ナチ・オーストラリア(親会社:不二越)とコーヨー・オーストラリア(親会社:株式会社ジェイテクト)の3社は、2000年から2011年にわたりシドニーとメルボルンにある日本レストランで価格カルテルの話し合いをするなどした。

連邦裁判所は、NSKオーストラリアがレストランでの会合後の2008年5月、ベアリングの価格を4%上昇させ、また2009年2月にも10%引き上げたとした。

NSKオーストラリアはベアリング市場の10-13%を占め、市場価格は4億ドルとも言われている。昨年10月、連邦裁判所はコーヨー・オーストラリアに対して、やはりベアリングの価格カルテルを行った件で200万ドルの罰金刑を言い渡した。

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