生活

結合双生児が生後3週間で死亡

【シドニー27日AAP】   顔が2つで胴体は1つという非常に珍しいケースの結合双生児が27日、入院先のシドニー西部にあるウェストメッド児童病院で息を引き取った。生後3週間だった。

フェイスちゃんとホープちゃんと名付けられたこの女児の双生児は、胴体と手足、また頭がい骨はひとつだが、顔と脳を2つ持ち、「2顔体」と言われる珍しい結合状態だった。これまでに世界で35例しか確認されておらず、いずれも死亡している。

母親のレニー・ヤングさんが胎児の異常を知らされたのは妊娠19週目の時。中絶を勧められたが、そのまま妊娠を続け、35週目に緊急帝王切開を受け出産した。ヤングさんとパートナーのサイモン・ホーウィーさんの間には7人の子がいる。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら