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最悪の事態を覚悟 拘束豪人の両親

【ブリスベン6日AFP/AAP】   エジプトで拘束されているオーストラリア人記者の両親は、検察が全被告人に対し最高刑を求刑したことを受け、最悪の事態を覚悟している。

検察側は、過激派団体「ムスリム同胞団」を支援した容疑で、オーストラリア人のピーター・グレステさんを含む、アラブ系テレビネットワーク「アルジャジーラ」のジャーナリスト20人に懲役15から20年を求刑している。

6日、グレステさんの両親は、息子の無実を承知しているが最悪の事態も覚悟していると、ブリスベンで記者に話した。

カタールの「アルジャジーラ英語版」が起訴された同裁判は、報道に対するエジプトの制限への懸念が高まる中、国際的な憤りの引き金となった。

グレステさんを含む4人の外国人被告は、エジプト人の被告人を支援し、インターネット上とアルジャジーラにて虚偽のニュースを報道した容疑で逮捕された。被告側弁護士によると、エジプト人16人には懲役25年、また外国人4人には15年の刑期が言い渡される可能性がある。

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