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豪国立大 18年ハッカー攻撃の詳細報告

【キャンベラ2日AAP】  2018年に起きたオーストラリア国立大学(ANU)のネットワークシステムへのハッカー攻撃は、学生の個人情報などが攻撃対象となっていたことが分かった。また、攻撃が非常に巧妙で、経験豊かな専門家たちも衝撃を受けたと報告している。

 

ANUのシュミット副学長は、ハッカー攻撃について「作業を分割して行うなど、一流チームを連れて来た」と述べ、攻撃は“ダイアモンド強盗”のようだと表現した。ANUはスタッフや学生に対し透明性を確保するため、事件について詳細なレポートを作成・発表した。

 

専門家たちは当初、中国からの攻撃の可能性を指摘していたが、レポートではこの点について明らかにされていない。ただ、ハッカーは総勢5~15人で数か月間にわたり、昼夜関係なく個人情報を盗み続けていたとみられる。

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