【メルボルン11日AAP】　　VIC州ダンカスター（Dancaster）の住宅で飼育されていたイリエワニがこのほど、QLD州のワイルドライフパークに引き取られることが分かった。33歳の飼い主の男性は、ワニを飼育する資格は持っていたが、肉食のワニを囲いを設置せずに飼育していた。

ワイルドライフパークに引き取られたのは、体長1.4メートルのイリエワニで、年齢や出生地などは分かっていない。今年7月、ダンカスターの近隣住人が、駐車場でワニが飼育されているのを目撃し、当局へ通報した。

イリエワニの飼育については、資格を保有した上で、適当な飼育環境を整備していれば可能となっている。ただ、これに違反した場合には罰金として最大4万1,305ドルを科せられるほか、適切な囲いを設置していない場合は、最大8,261ドルの支払が命じられる。