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不潔で危険な薬物密造所を摘発

【シドニー4日AAP】   NSW州警察は、シドニー北西部で大規模な違法薬物密造所を摘発した。

2日、ボックスヒルの薬物密造所からアイス1キロ、メチルアンフェタミン・オイル3リットル、そしてアイスとMDMAの製造に使う200品目以上が押収された。その後、東部ボンダイのビーチフロントアパートも捜索を受け、MDMA7万錠と粉末MDMA、アイスが押収された。

NSW州警察のトニー・クーク刑事局長は4日、ごみで溢れた密造所が数か月にわたって稼働していただろうとし、テレビドラマ「ブレイキング・バッド」の薬物密造は華やかに見えるだろうが、警察が摘発した大規模な密造所は、不潔で全く異なるものだったと話した。

NSW州警察麻薬取締のトップですらテレビドラマに言及するほどの大規模な手入れであり、警察は密造所とアパートから計1500万ドル相当の薬物約30キロを押収した。

州警察はこの1年で44件の薬物密造所を摘発している。

ボンダイの34歳の居住者が薬物の商業生産・供給を含む一連の事件で逮捕され、西部クランブルックの男も薬物製造の罪で逮捕された。二人は保釈を拒否され、8月に再出廷する予定。

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