【シドニー13日AAP】 オーストラリアの水泳選手として史上最も大きな功績を残したとも言われる元オリンピック金メダリストのイアン・ソープ氏が、テレビのインタビューの中で、自身が同性愛者であることを告白した。
ソープ氏はイギリスのジャーナリストとのインタビュー番組(13日夜放映)の中で、これまでうつ病に悩まされていたことや、同性愛者である事実を2年前に出版した自身の告白本の中でも認めなかったことをずっと悔やんでいたと話した。
ソープ氏の同性愛の告白について、ツイッター上では大きな反響が寄せられている。多くは同氏の「カミングアウト」を支援するもので、グリーンズ(緑の党)の女性議員は「勇気をありがとう。オージーとしてあなたを尊敬するし、ますます好きになったわ」とコメント。
さらに歌手のリッキー・マーティン氏も、「よくやった!何人もの人々が君に感謝していると思うよ」と投稿した。
しかし一方で、ソープ氏のカミングアウトのニュースが新聞のトップに取り上げられ、大々的に報道されていることに不満の声も上がっている。