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D・ジョーンズ株主会議 売却を決定

【シドニー14日AAP】   シドニーの老舗デパート「デビッド・ジョーンズ」は株主総会を開き、南アフリカ系小売業「ウールワース・ホールディングス」社への株売却を決定した。これにより、176年以上続いた同店の支配権は外資企業のものとなる。

14日、シドニーで開かれた株主総会では、ウールワース・ホールディングス社が提示していた1株当たり4ドルという買収金額を受け入れるかについて話し合いが行われたが、およそ97%の株主が売却に賛成して売却が決まった。1株4ドルという額は、入札が始まる前より80セント高く、また1年前のそれよりも1ドル50セント上昇した。

ある株主の1人である高齢男性は、母親が1900年代にデビッド・ジョーンズで働き、同店の株が市場に出た1990年半ばに株を購入したという。この男性は、「経営陣がデビッド・ジョーンズを台無しにした。今回の売却で少なくとも4ドルを手にすることができるのが救いだ」と述べた。

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