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豪はIS兵士受入れを トルコが要望

【シドニー16日AAP】  オーストラリア政府は、トルコで拘留されている過激派組織イスラム国(IS)兵士3人について、受け入れを余儀なくされる可能性が出てきた。トルコ政府は、拘留しているIS兵士を出身国へ送り返す手続きを進めており、英国、米国、ドイツなどに10人の兵士を強制的に送り返している。

 

IS兵士やその家族959人は現在、シリア北部でトルコ政府の監督のもと拘留されている。在オーストラリア・トルコ領事のカラコック氏は「The Weekend Australian Ankara」誌に対し、連邦政府は兵士の帰還を実現させるため、手続きを進めて欲しいとの態度を示した。

 

カラコック氏はさらに、連邦政府は受け入れに後ろ向きであるとした上で、「トルコ政府が一方的に物事を進める立場にはなく、オーストラリア側にも受け入れに対し、前向きな姿勢を示して欲しい」と訴えた。

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