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炭酸飲料と肥満の関係性強調 調査結果

【パース15日AAP】   肥満に関する最新の調査結果では、肥満度が高い人ほど炭酸飲料の摂取量が多いことが指摘された。これから夏に向けて炭酸飲料の消費が高くなることが見込まれており、専門家らは対策の必要性を訴えている。

WA州とSA州の各政府が行った調査によると、回答者の23%が毎日炭酸飲料を摂取しているとした。また、女性よりも男性の方が炭酸飲料の消費量が多く、高齢になるほどその量は減少する。

平均的な体重を持つ人が一日に摂取する炭酸飲料の量は80ミリリットルであるのに対し、肥満の人のそれは152ミリリットル。また、ダイエット飲料を好む人ほど肥満傾向が高いことも指摘された。

15日、パースで開かれたオーストラリア公共保健協会の会議の中で、カーティン大学のポラード教授は、特に若い人ほど炭酸飲料に含まれる糖分が肥満や虫歯、栄養バランスに影響を与えることに気が付いていないとし、これらの教育が必要であると訴えた。

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