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カンガルー肉 安全性を疑問視か

【シドニー7日AAP】   グリーンズ(緑の党)の連邦議員によると、NSW州のカンガルー肉業界には基本的な衛生基準を満たしていないところがあるという。

情報公開法のもと得られた書類によると 食品当局による監査の結果、小規模なものから容認できないレベルまで、1年で16件の別々の順守違反があったとされる。違反には、錆びたフックから動物の死体を吊るしていること、清掃設備の欠如、生きた動物と死んだ動物をともに放置してあることが含まれるとされる。グリーンズのジョン・ケイ連邦議員は、「他の赤身肉の健康的な代替といわれるカンガルー肉が、病原菌にまみれている可能性がある」と声明で述べた。

これについて、オーストラリア・カンガルー産業協会のジョン・ケリー氏は、「156件の監査中16件の違反は、ほかの食品業界と比べて非常に低く優れているほう」と話した。同氏はまた、「動物、特に野生動物を殺して使用することに根本的に反対する人もいるが、生態学者を含む多くの人にとっても、我々の産業はこの国で非常に賢明なこと」と話した。 

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