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外国人不動産投資に対し厳しい規制

【キャンベラ2日AAP】   オーストラリアで適切な認可なしで不動産を購入した外国人は、厳しい刑罰を科せられる可能性があるという。

外国人の不当な不動産購入者および、不動産業者など不動産販売の手助けを不当に行った違反者に対し、個人に10万ドル以上の罰金および最高3年の懲役刑、法人に60万ドル以上の罰金が科せられるという。

外国人投資家は、主として既存の住宅用不動産の購入は許可されていないが、新規の住宅用不動産は認可次第で購入可能。都市部の激しい住宅市場で外国人購入者が地元住民を上回る高値を付け、この規則が軽視されているという懸念が広がっていた。 

アボット連邦首相は、外国人による既存住宅の違法購入によって住宅価格が高騰していたのは間違いないとし、「国民が最低同レベル、できれば少し優位な立場で競争できるようにしたい」と話した。

ホッキー財務相によると、外国人違法投資家は11月30日までに申告することで刑罰を避けられるが、不動産の売却は余儀なくされるという。ホッキー氏は、「法が正しく実施されていることで、国内の投資家や住宅所有者が公平な立場で競争していると自信を持てる」と話した。

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